早稲田大学創造理工学部
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卒論生募集にあたって −「直感」を信じろ− 3年生のみなさん、研究室の選択に際して、いろいろ迷いが生じていることでしょう。毎年この時期に、私がお話しするのは「『直感』を信じろ」ということです。
−「時間」をマネージメントせよ− 天才は指導する必要がないので放っておきます。一方、秀才のみなさんに要望することは時間管理です。時間をきちんとマネージメントできる人は学術論文をまとめることも、その先の就職活動も上手にこなしていきます。「要領が良い」という表現はネガティブな意味に使われることもありますが、時間をマネージメントできる要領の良い人が、まちづくりや都市デザインの分野では求められています。
−「ふたつの空間」のデザインをめざせ− ふたつの空間とは、「物理的な空間」と「社会的な空間」です。かつては、このふたつの空間は不可分なものだったと思われますが、最近では、「社会的な空間」が希薄なものになると同時に、IT技術やモビリティの発達によって地球規模にまで拡大しつつあり、両者が整合しなくなってきています。このことはコロナ禍で明白になりました。
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